

人生百年シナリオプロデューサー
井上 弘一氏


「人生50年」そんな言葉も今となっては非現実的なこと。
日本は高齢化社会の一途をたどり、2055年には
人口の約40%が65歳以上の高齢者になると予想されています。
そんな時代をより充実して生きるために考えたい、
お金とは?老後とは?人生とは?
今回は、50歳からはじめる新しいライフプラン
「人生百年シナリオ」を考案された、
ファイナンシャルプランナーの井上弘一さんにお話をお伺いしました。


「きっかけはガン宣告を受けた妻の一言でした」
- オフィシャルスタッフ
- 井上さんは、現在「人生百年シナリオ」についてのセミナーを全国で開催されていますが、そもそも「人生百年シナリオ」とはなんですか?
- 井上さん
- 「人生百年シナリオ」とは、50歳からのいわゆる“老後”といわれる時期を充実させるべく、人生をプランニングする私のオリジナルライフプランです。たくさんのお客様とお話をする機会があるのですが、定年をゴールと考えられている方がとても多い。でも、そこをゴールと考えたらそこから先の生活が、とても苦しいものになってくると思いませんか? だから、50〜100歳までを第二の人生と考えて、50歳からしかできない趣味や生き甲斐、目標を見つけて楽しい毎日を過ごそう、という。それが「人生百年シナリオ」です。
- オフィシャルスタッフ
- それはかなり新しい考え方ですね!このプランを思いつかれたきっかけがあったのですか?
- 井上さん
- じつは去年、妻がガンの宣告を受けたんです。手術は行ったのですが、先生から「再発の可能性がかなり高く、治療法はほとんどない」と言われてしまって、妻は毎日泣いていました。なんとかせねばと思い妻に「どうしたい?」と聞くと、「長生きしたい」という言葉が。それはあまりにも抽象的過ぎるから「具体的にはどうしたいのか?」と聞けば「100歳まで生きたい」と。それならば、一緒に百歳まで生きるために、どうすればいいのか具体的に考えなくては・・・そう思ったのがきっかけですね。
- オフィシャルスタッフ
- なるほど。目標が具体的にあれば、その目標までの過程もよりリアルに見えてくるのですね。
- 井上さん
- そうなんです。例えば「事業を起こしたい」という目標があれば、「80歳で事業を起こすとして、●●歳までに●●万円貯めたいから、そのためには今のから月々●●円ずつ貯金していかなくては」などと、目標に合わせて人生を逆算できて計画もたてやすいのです。
- オフィシャルスタッフ
- でも、100歳まで生きるってありえないというお客様もいるのでは?
- 井上さん
- そういう方もいらっしゃいます。でも、100歳まで生きる計画をたてるデメリットってないんですよ。80歳までしか生きないと考えて90歳まで生きちゃったら残りの10年間はきっと大変ですが、100歳まで生きると思っていてお金も貯めていけば、死ぬときも余裕があるのです。
- オフィシャルスタッフ
- たしかに!なんだか「人生百年シナリオ」は、元気のない退職後のお父さんや子育てを終えたお母さんたちの未来を勇気づけてくれる気がします。
- 井上さん
- そうなってくれればいいなと思っています。高齢化が進み、2050年くらいには1.8人で1人のお年寄りを支えないといけないと言われていますが、この「人生百年シナリオ」が広まってみんなが心身ともに元気になれば、日本も変わってくると思いますよ。



「50歳まで、ではなく、50歳からが人生はおもしろい!」
- オフィシャルスタッフ
- セミナーのオープニングで、「100歳の偉人たち」という映像がありますが、あれはとても興味深いです。
- 井上さん
- そうですね。あの方たちはみんな晩年になって輝いた人たちなんです。たとえばカーネル・サンダースはもともと普通のサラリーマンで、65歳になってケンタッキーフライドチキンを起こしました。そこから95歳までに全世界で10,000店以上を出店したんです。
- オフィシャルスタッフ
- 晩年からの活躍だったんですね!
- 井上さん
- すごいですよね。その例を見ても、いくつになっても諦めることなんてないんだなと、なんだか元気になりませんか。
私たちはどうしても、定年まではしんどくても、家族のために仕事や家事をがんばる、と思ってますよね。だけど50歳くらいからそろそろ、そんな考えを捨てちゃっていいんじゃないかと思うんです。子どもも大きくなったし、仕事も充分がんばってきた。50歳からは、自分のためだけの時間を作るべきです。
50歳は1日で言えば正午のようなもの。朝起きてから正午までは子供を送り出したり家事をしたり、職場で雑務をしたりあっという間に過ぎませんか。そのかわり正午から寝るまでは、散歩をしたり、テレビを見たりゆっくりする時間もある。これが50〜100歳までの人生なんです。
- オフィシャルスタッフ
- そう言われたらたしかに!と思いますね。定年後は時間がたつのが遅いという意見もなんだかわかります。
- 井上さん
- 要は考え方なんですけどね。その時間を「長いなぁ」とうんざりするか、「自分の好きなことをしよう!」と 喜ぶか。だけど、好きなことをするためにはどうしても「お金」と「健康」が必要になってくる。そのために、お金を上手に管理しながら、健康で過ごすためのライフプランを立てるのです。
- オフィシャルスタッフ
- 「やりたいこと」が見つからない人もいるのでは?
- 井上さん
- セミナーに参加すると、ディスカッションの場があります。いろいろな人のいろいろな意見を聞いていると、刺激にもなるし、参考にもなる。自分が本当にやりたいことが鮮明になったという方もいらっしゃいますよ。
- オフィシャルスタッフ
- これまで気付かなかった、自分の可能性にも出会えるかもしれませんね。
- 井上さん
- その通りです。50歳からは会社でも社会でもなく、自分自身で作り上げる人生なのです。だから思うんです。「50歳まで」ではなく「50歳から」が人生はおもしろい!って。



「このセミナーを伝説にしたいんです」
- オフィシャルスタッフ
- 「人生百年シナリオ」について話していただきましたが、井上さん自身の「人生百年シナリオ」はできていますか?
- 井上さん
- もちろんです。僕はこれからこの「人生百年シナリオ」を、全国の人に知ってもらうためのシナリオをつくっています。そのための資金や健康管理なども万全です。あと、計画と言っても、しょっちゅう見直しは必要ですね。思いついたら追加したり、修正したりして、わかりやすくしていくと、どんどん夢実現が近付いてくるんですよ。
- オフィシャルスタッフ
- ずばり井上さんのこれからの目標は?
- 井上さん
- 「人生百年シナリオ」セミナー全国制覇!50歳からはじめたこのセミナーを、100歳まで続けられたらいいなと思っています。伝説のセミナーと言われるようになりたい。もちろん無理かもしれないんだけど、僕にとってはそれを実現することが、今の一番の楽しみ。頭の中でイメージしていけば、それが活力となって元気で長生きできると思うんです。
みなさんも、自分の実現イメージを強く持ってくださいね。
